コストコは、大容量の商品をおトクな価格で手に入れることができるし、また日本ではなかなか見かけない珍しい商品にも出会える魅力なところです。ただし、この魅力的なショッピング体験を享受するためには、会員カードの取得が必要です。これが、一部の方々にはハードルとなっているかもしれません。

しかし、ご安心を。コストコの会員って簡単だ！

この記事では、コストコの会員カードの取得方法や制度について詳しく解説します。会員カードの発行手順や、会員費の元を取るために知っておくべきポイントについてわかりやすくご説明します。

1. コストコとは？

コストコの正式名称は「Costco Wholesale Japan」です。ここでの""Wholesale""は「卸売り」を意味し、通常卸問屋向けの業態ですが、コストコでは一般の方も商品購入が可能となっています。

コストコはメーカーと直接取引し、卸業者を介さず大量の商品を仕入れることでコストを抑え、シンプルな陳列スタイルで運営費を最小限に抑えています。そのため、高品質な商品を低価格で提供するビジネスモデルが特徴です。

コストコはアメリカ発祥で、かつては飛行機格納庫を改造して倉庫店を展開していました。現在も各店舗名には「〇〇倉庫店」という名称が残り、その名の通り倉庫をイメージした店舗づくりが特徴となっています。

2. コストコで買い物するには「会員カード」が必須！

「会員制」はコストコの最大の特徴です。コストコを利用するためには、会員証を作成しなければなりません。

会員になる条件

会員資格は18歳以上。

なお、同住所であれば、無料で1人分の家族カードも発行できます。

会員・家族カード共に顔写真付きで、利用は本人のみに限られています。

1年ごとの更新制・年会費は4,840円（税込）

コストコの会員カードは毎年更新が必要で、個人会員の場合は4,840円（税込）、法人会員などの事業主向け会員は4,235円（税込）の年会費がかかります。

初め聞くと、「会費を支払って…」と二の足を踏む方もいるかもしれませんが、うまく利用すればすぐに元が取れることが分かります！入会する価値は十分にありますよ♪

コストコは日本国内に33店舗、世界中には871店舗展開しています！会員であれば日本全国や世界中のコストコを利用できますので、幅広い利便性を享受できます。

3. コストコ会員カードの作り方

通常、倉庫店の出入り口にスタッフがいるので、入会希望を伝えるとカウンターへ案内してくれます。

本人確認証を持っていれば当日入会が可能で、その場で会員証用の顔写真を撮って発行手続きが行われます。

コストコ会員カードの作成時に必要なもの

会員カードを作成する際に必要なものは次の通りです。

【個人会員】

①年会費 ※4,840円（税込）

②身分証明書（運転免許証、保険証、パスポート等 ※マイナンバーカードは不可）

③家族カードを発行する場合：家族の身分証明書

【法人会員】

①年会費 ※4,235円（税込）

②会社証明書（屋号・代表者氏名・会社所在地等の記載があるもの）

③身分証明書（運転免許証、保険証、パスポート等 ※マイナンバーカードは不可）

4. 会員にならずにコストコで買い物する方法ってあるの？

基本的にコストコで買い物をするには会員カードが必要ですが、場合によってはカードなしで買い物することも可能です。

①会員カードがある人と同伴する

②コストコプリベイトカードを使う

①会員カードがある人と同伴する

コストコ会員カードを持っている方に同伴してもらうことで、自身が会員でなくても買い物をすることが可能です。

会員1人につき、プラス2人の同伴入店が可能で、18歳未満の子どもは何人でも一緒であれば入店可能です（家族カードの場合も同条件）。

そのため、友人や親戚など会員カードを持っている方に同伴すれば、会員にならなくてもコストコへ行くことができます。

なお、レジで精算できるのは会員のみなので、ご注意ください。

②コストコプリペイドカードを使う

また、「コストコプリペイドカード」（以下プリカ）で入店する方法もあります。

プリカを使ってカウンターで手続きをすると、特別な「1日ご招待券」が発行され、それを通じて入店やお買い物が可能です。ただし、コストコ会員資格を退会してから1年以内の方や、以前に「1日ご招待券」を受け取った経験のある方は、プリカを利用できませんのでご注意ください。

プリカを使用する場合、入店はできますが、お買い物時には商品代金に対し5％の追加料金が発生します。また、プリカは会員のみが購入可能ですので、事前に会員の方に購入を依頼する必要があり、やや手続きが煩わしいことを覚えておいてください。

5. 会員年会費の元をとるにはコストコでいくら買い物すれば良い？

個人会員であれば、年会費は4,840円（税込）。

月額で考えても約400円なので、結構な金額ですよね。

そこで、本当に元が取れるのか計算してみました。

普通のスーパーとの価格差が大きい商品で元を取る

コストコでは一般的なスーパーで販売されている商品を半額以下で手に入れることができます。一度の購入で約700円も節約できると計算すれば、洗剤を7回買うだけで年会費を取り戻すことができる。

さらに、コストコで見つけたブランド靴も例外ではありません。通常は1万円以上する靴が、コストコでは半額で販売されていることもあります。このような靴を1足だけ購入するだけでも、年会費をすぐに取り戻せることがあります。

このように、通常のスーパーやネット通販よりも大幅に値引きされた商品を見つけることで、迅速に元を取ることができます。驚くほどお得な商品は多いので、実際に探してみると楽しい発見があるかもしれません！

コストコ内のガソリンステーションで元を取る

コストコ内には会員専用のガソリンスタンドがあり、周囲の他のガソリンスタンドよりもお得な価格で燃料を入手できます。

時には、他社よりも10円/Lほど安い価格でガソリンを購入できることもあります。例えば、毎月40Lのガソリンを補充すると考えると、その価格差は約400円になります。この差額から考えると、年間で約4,800円も節約できるので、ガソリンをコストコで購入するだけで年会費を取り戻すことができます。

※ガソリン価格は時間帯によって変動するため、実際の価格は確認することをお勧めします。

お得な商品やフードコートメニューを活用する

コストコでは、他では手に入らないお得な商品が揃っております。例えば、ディナーロールやティラミス、丸ごとチキンなどが挙げられます。

さらに、フードコートでは、ホットドッグなどのフードメニューだけでなく、わずか60円で飲み放題のソフトドリンクも楽しめます♪

こうしたコストコならではのお買い得商品やフードコートの利用を通じて、すぐにでも会員費を取り戻せる可能性があります。

6. コストコ会員になるのは超かんたん！お得なサービスを存分に楽しんで♪

コストコでは、高コストパフォーマンスな食品やメニューが豊富に揃っています。年会費を1か月あたりの金額で考えると、400円程度です。この価格でコストコのお得な商品を購入できることを考えると、非常にリーズナブルな金額ですね♪

もし何か満足できないことがあれば、年会費保証制度もございますのでご安心ください。お得さと楽しさに満ちたコストコを利用することで、年会費を上回る価値が得られます。

年会費が必要ですが、コストコでのショッピングは楽しく経済的です。ご興味のある方は、ぜひ会員登録をしてショッピングをお楽しみください！